森林環境教育、最後の活動「植栽体験と伐採見学」
本校は、本年度、県の「森林環境教育推進事業」の指定を受け、計4回の体験活動を進めてきました。
1回目は、5・6年生が、6月に蒲生にある県森林技術総合センターと蒲生の大クスを見学し、森林のもつ身近なテーマについて学習しました。
2回目は、7月に全校児童で、校庭に植えられている樹木を調べ、樹名板を作成し、約50本の樹木に設置しました。
3回目は、12月に木工工作の楽しさと木のぬくもりを感じるため、1・2年生は「時計」を、3~6年年生は「ベンチ」を作りました。
そして、4回目の本日、5・6年生が菱刈町前目の山林までバスで行き、苗木の植栽体験と伐採現場の見学をしました。
伊佐愛林の職員に苗木(スギ)の植栽の仕方を教えていただき、一人約10本ずつ植えました。
山くわで、約20㎝ほど掘って、丁寧に植えました。成長するまで40~50年かかるそうです。
しかし、植えてから5~8年は、雑草や雑木を刈り払いするそうです。この刈り払いをしないと苗木の生育に悪影響を及ぼすそうです。
次に、伐採現場へ移動しました。
初めに、各自丸太を持って重さを確認しました。
その重い丸太を職員が「チェンソー」で伐採する様子や、「プロセッサ」という林業機械を使って、枝打ちや同じ幅に切る作業を見学しました。素早い作業に、子どもたちもびっくりでした。
また、「プロセッサ」のアームの先端と運転席も見せてもらいました。
1年間、この森林環境教育推進事業で様々なことを学びました。そこで、この事業で学んだことを5・6年生が2月に行われる「西っ子発表会」で発表するそうです。ぜひ御視聴ください。
最後に、御協力いただいた関係の皆様へ感謝し、お礼の言葉に代えさせていただきます。
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